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オゾンミストの安全性とオゾンの影響

 オゾンは反応性が高く、非常に強い酸化力を持つため、濃度によっては人体に悪影響を与えます。オゾンでの消臭・除菌を行う際、お客様はもちろんのこと、作業に携わるスタッフ、社員すべての人に対して安全でなければなりません。「ドライフォガー」のオゾンミストは有人下でも安全に使用できるように、オゾン濃度を0.1ppm以下に保つよう配慮された設計になっております。


オゾンの暴露による人体への影響


オゾン濃度生体作用
0.1ppm以下1日8時間、週40時間程度の労働時間、ほとんどの労働者に健康上の悪影響が見られないと判断される。
0.1ppm以上オゾン臭気があり、鼻や喉に刺激を感じて不快感を与える。
0.2ー0.5ppm数時間の暴露で視覚が低下し、目眩を感じる。
0.5ppm上部気道に、明らかに刺激を感じて咳き込む。
1ー2ppm数時間の暴露で催涙、頭痛、胸部痛などが起こり、暴露を繰り返せば慢性中毒にかかる。
5ー10ppm脈拍増加、体痛、麻痺症状が現れ、暴露が続けば肺水腫を招く。
15ー20ppm呼吸困難となり、小動物は2時間以内に死亡する。
50ppm数分の暴露で急性中毒となり、人間は1時間で生命が危険な状態になる。

ご覧のように、高濃度なオゾンを吸い込むと人体に様々な悪い症状を引き起こします。弊社はドライフォガーの販売営業の際、必ずオゾンの人体への影響について説明致しております。また高濃度オゾン発生装置を使用する危険性についても必ずご説明しております。


各国のオゾンの作業環境許容濃度


国名オゾン濃度
(ppm)
アメリカ0.1
スイス0.1
オーストラリア0.1
スウェーデン0.1
フィンランド0.1
国名オゾン濃度
(ppm)
ドイツ0.1
ベルギー0.1
イタリア0.1
オランダ0.1
日本0.1

世界基準として労働環境におけるオゾンガス濃度の許容値は0.1mmp以下と定められております。ただ日本では他の先進国と比べて法律での規制が遅れている為に、高濃度オゾンを発生させる装置がたくさん販売されているのが現状です。また一般家庭でも簡単に手に入れる事ができるのも問題があると思います。


ドライフォガーの安全性

ドライフォガーのオゾン濃度は0.1ppm以下です

「ドライフォガー」をホテル客室20平米、5分間噴霧した場合のデータ(左図)では、MAX0.093ppmの濃度が計測されました。
勧告値0.1ppmに近づくのは、5分噴霧の中で一瞬だけですので、人体への影響は心配ないと言えます。
安全な基準以下の濃度であり、20分後には全て酸素に戻りますので残オゾン臭はありません。
当然室内の臭いも消臭していますので「無臭の客室」となります。
ドライフォガーには1分から最大10分までのタイマーが付いており、自動で電源が切れます。ドライフォガーには、他のオゾン発生器のような高濃度オゾンを連続で発生させる事を目的とした設計は最初からありません。

お客様はもちろんのこと、作業に携わるスタッフ、社員すべての人に対して安全でなければなりません。ドライフォガーは、有人下でも安全に使用可能であり、その濃度は日本産業衛生学会勧告値0.1ppmを厳守しております。

労働環境のオゾンガス濃度許容値…日本産業衛生学会勧告値0.1ppm以下とする。

作業環境許容濃度とは

労働者が1日8時間、週40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で、有害化学物質に暴露される場合に、その物質の平均暴露濃度がこの数値以下であれば、ほとんど全ての労働者に健康上の悪影響が見られないと判断される濃度です。




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