トップ»オゾン、よくある質問と回答
オゾンの強力な酸化能力により、臭いの元である主成分などを分解することで悪臭を元から消し去ります。
例えばタバコ臭に対しては、煙の主成分である一酸化炭素や硫化水素など臭いの成分に分子レベルで反応し、化学的な結合を分解して臭いの元を断ちます。また、ニコチンやタールなどの色素成分も分解するため漂白効果もあります。
オゾンは反応が早く非常に高い酸化力を持つため、濃度によっては人体に悪影響を与えます。オゾンの暴露による人体への影響は次表を参考にして下さい。
オゾン濃度 | 生体作用 |
0.1ppm以下 | 1日8時間、週40時間程度の労働時間、ほとんどの労働者に健康上の悪影響が見られないと判断される。 |
0.1ppm以上 | オゾン臭気があり、鼻や喉に刺激を感じて不快感を与える。 |
0.2ー0.5ppm | 数時間の暴露で視覚が低下し、目眩を感じる。 |
0.5ppm | 上部気道に、明らかに刺激を感じて咳き込む。 |
1ー2ppm | 数時間の暴露で催涙、頭痛、胸部痛などが起こり、暴露を繰り返せば慢性中毒にかかる。 |
5ー10ppm | 脈拍増加、体痛、麻痺症状が現れ、暴露が続けば肺水腫を招く。 |
15ー20ppm | 呼吸困難となり、小動物は2時間以内に死亡する。 |
50ppm | 数分の暴露で急性中毒となり、人間は1時間で生命が危険な状態になる。 |
スギ花粉などの花粉に含まれるアレルギーの原因物質であるアレルゲンをオゾンが酸化分解することにより、花粉症対策が期待できます。
また、ゴキブリの出すフェロモンなどの臭い成分を酸化分解しますので、オゾンを使い続けることにより、ゴキブリ・ダニなどの害虫やネズミの忌避効果があります。
さらにシックハウス症候群の原因といわれているホルムアルデヒドにもオゾンの酸化分解により効果があるとされています。
消臭剤や芳香剤は臭いを香りで覆い隠す(マスキングする)ものであり、臭いを元から消し去るわけではありません。ですから消臭剤の効果が切れればまた臭いは復活します。又、消臭剤自体の臭いが染み付いてしまうこともあります。オゾンは臭いの元である分子レベルでの酸化分解を行います。ですから根本的な消臭効果を発揮し、臭いが復活することはありません。
空気清浄機は、空気中に浮遊するホコリや臭いをフィルターなどに吸着させて取り除きます。ですがタバコの臭い成分や有害物質を排除できるわけではありません。オゾン消臭はオゾンの酸化分解能力を利用して、タバコや有害物質、ウィルスなどを元から溶解して消します。ですからホコリなどを吸着したり除去することは出来ません。例えば、花粉などはアレルギーの原因物質であるアレルゲンを酸化分解して消しますが、花粉そのものは残ります。
オゾンは決して万能ではありません。タバコ臭やトイレ臭、加齢臭やペット臭、生ゴミ臭や飲食臭など普段の生活で発生する臭いに対しては、大きな効果を発揮しますが、ガソリン臭・接着剤臭・ペンキ臭・防虫剤臭・プロパンガス臭には消臭効果があまり無いことがわかっています。
現在一般的に出回っているオゾンを利用した脱臭機のほとんどは、気相式・薫蒸式と呼ばれるもので、オゾンガスを発生させ空気中に漂わせる方式で、単にたくさんのオゾンを作りオゾン濃度を高めることによって消臭効果を得ているものが殆どです。
オゾン濃度を高めるということは人体に影響を及ぼすオゾン濃度を使用することとなり、消臭中は人の出入りを禁止するなどの無人化にする必要があります。ドライフォガーはオゾンと水を使い、今まで出来なかった有人下で強力な消臭を実現、しかも短時間での瞬間消臭を行うことができるようになったのです。これは業界初であり、ドライフォガーだけの特許技術です。
衣類やシーツ、カーテンやじゅうたん、ベッドやソファーなどに直接吹き付けて使用することもできます。また冷蔵庫の中などに直接吹き付けても安全に使用できますので、キムチなどの食べ物臭や腐敗臭にも脅威の消臭力を発揮します。
基本的に1年間メーカー(野村電子工業株式会社)が機械的な部分に関して完全保証をしておりますが、設置の不備や取り扱いの不具合などメーカーに見えない条件の中で、故障や損傷などのトラブルが発生して、機械の寿命を早める事態が多々あります。完全保証期間終了後も保守管理を徹底し安心して御使用できるように有料のメンテナンス契約(保守管理契約)をお奨めいたします。
通常使用においては、定期的な部品交換はございませんが、5年毎に一度はオゾン発生装置のオーバーホール(有料)をお勧めいたします。
カートリッジ交換などのランニングコストはかかりません。また薬品の入った液剤なども一切使用しません。使うのは水道水と電気だけです。
いつまでも安心してお使い頂く為に、有料のメンテナンス契約(保守管理契約)をお勧めいたします。
基本的にリース会社とのリース契約を締結していただきます。また現金での買い取りにも対応しております。